中欧・四都物語

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ベルリン プラハ ウイーン ブタベスト

紀行句

一度は訪れたい憧れの地。それがドイツだった。 古城、ベルリンの壁、ビール、ソーセージ、ドナウ川、森、等々思い浮かぶ。    今回は旧東ドイツ・オーストリア・チエコ・ハンガリーの四ケ国を訪れるツアーに参加した。

 旅行期間  平成13年3月27日〜4月6日

前日 行当日は早朝の集合につき大阪に前泊する。   大阪への道中、桜は開花し美しい。帰国する時までまだ咲いているだろうか。

花便り抱きて名残の旅に立つ
初日 まずはベルリンを目指して関空を出発。  シベリア上空を経由してパリへ。      シベリア上空からの眼下は一面真っ白。
雪嶺の幾何学模様俯瞰する


リ・ドゴール空港にてドイツへの乗換え待ち時間3時間有り。              その間シャネル・エルメス・・・等の香水店の前のベンチで一休み。 熟年、若年さまざまな紳士 が通りすがりに香水を手に、肌につける人、香りを嗅ぐ人とその仕草はさまざま。日本では見られない面白い光景だった。    男性客とペアー客が圧倒的で女性だけの客は日本人と思われる女性だけ。

髭面に蝶を誘ひし香りかな
ベルリンに空港が3つ有ると聞きびっくり。 京都・奈良・三重と周囲が山に囲まれた地に慣れ親しんだ者にとっては、そのスケールにビックリ。 山は全く見えず。 大平原に町を、空港を建設。    関空とは天と地の差。    スケールが異なり空港利用料は関空が世界で一番高額であるのも納得。                             平原の中に立ったような空港傍のホテルに宿泊する。
 ベルリン の壁

二日目  ベルリン
ベルリンの象徴と言えば壁とブランデンブルグ門。                    壁は殆ど取り壊されて僅かに残された個所にはいろいろなアーティストの絵が描かれていた。      これが東西を分断していた壁とはなかなか想像し難い。思っていたよりも薄く、高さも感じない。       首都がボンからベルリンに移り、開発の遅れていた旧東ベルリン地区は開発ラッシュでクレーンを あちこちで見受ける。  道路も日本の年度末のように工事中。   冷戦時の東西間の格差がまだ大きく残っているようだ。壁の下には残雪が所々にあり、緯度は高くまだ春はもう少し先
壁跡の残雪融かす民の願

厚壁の怨念洗ふ春の水

東西分断の象徴であったブランデンブルグ門は改修工事中でシートが かかっており残念ながら見る事が出来なかった。                              ベルリン大聖堂・シャロッテンブルグ宮殿等を見学。  ドイツ旅行中に気になったのが最近我国でも目立ち始めた落書きの多さ。 これは今回の旅行中どこも共通していた。 

                                            
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